配管の見積もりには手順が有る
プラント配管工事の見積方法ですが、世の中にはざっくり3通りあります。
- 溶接ビードの総長さで考えるDB(インチダイヤ)見積り
- 配管の口径と配管の長さで考えるBM(インチメーター)見積り
- 配管重量で考える(円/ton)見積り
とまぁ、こんな感じかと思います。
私はDB見積りの一択でしか経験がないので、他の方法にはここでは触れません。というか知らない事は書けないという、悲しい事情です。
積算の方法として配管の物量を全てDBに換算しますが、法則さえ理解すればとても単純です。数え方は別の記事にありますよ。
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配管の口径は全てインチ表記でまとめた方が、とても理解しやすいです。
ミリ表記 100A = インチ表記 4Bというヤツですね。
配管のDB(インチダイヤ)は

溶接するリング数 × ○○B = ○○DB
となります。
これさえわかれば、後はひたすら図面から拾い出すのみ、でも物量が多いと結構というかかなり大変です。
物量の拾い出しは慎重に
配管物量の拾い出しは慎重にていねいに行いましょう。
そして2回はチェックしましょう。再確認は大事です。