プラント配管のトレーサビリティとは

プラント配管工事におけるトレーサビリティとは?
工事の情報を追跡出来るようにしましょう。ということです。これがトレーサビリティ(トレサビ)です。
配管の工事において結構出てくる単語トレーサビリティ、簡単に言うと一つの案件(工事)における、引合い段階から納品まであらゆる流れを追跡出来るようにしなさいね、という事ですよ。
・配管仕様書
・施工要領書(溶接に関する指示)
・発注数量リスト
・各資材のミルシート
・資材入荷検査記録
・開先加工実施者氏名
・初層溶接者氏名
・最終層溶接者氏名
・検査者氏名
・検査記録
とまぁ配管製作、取付けに至るまで5W1H迄ではないけど、4W1H的な内容を記録・保管しておきましょう、という事なのです。こうすることで、納品した配管に何かしら不具合が有った場合に、責任の所在をハッキリさせるのに役立つワケです。
忙しいからといって、ミルシートを整理していない、溶接者・溶接日を適当に書き込むなどの

インチキは絶対にしないほうが身の為です。
ということで、様々なエビデンス(証拠書類)をキチンと作成・整理していないと、最後に大ハマリしますよ。