プラントの至る所から立ち上がる白い湯気。かつて、それは「運転の証」として見過ごされてきました。しかし、カーボンニュートラルが叫ばれる現代において、大気放出される蒸気は、そのまま「捨てられた利益」を意味します。 高圧の蒸気プロセスで仕事を終えたドレン(凝縮水)は、依然として高いエネルギーを保持しています。この高温ドレンを低圧の環境に開放した際、圧力の低下に伴って一部が再び蒸気へと姿を変えます。これが「フラッシュ蒸気」です。 「特選」と銘打ったのは、これが本来捨てるはずの廃熱から生まれる、いわば「無料のエネル ...