工事現場のKY(ケーワイ)とは?
建設業で使うKYとは、危険予知をローマ字表記(KIKEN YOCHI)を短縮した略称です。一時期流行した「空気(K)を読む(Y)」とは全く違いますのでご注意下さい。
KYTは危険(K)を予知(Y)する活動(TRAINING)、つまり危険予知トレーニングのことです。
KYMは危険(K)を予知(Y)する打合せ(MEETING)、つまり危険予知打合せのことです。
KYKは危険(K)を予知(Y)する活動(KATSUDOU)、つまり危険予知活動のことです。
RKYは【R】リスクアセスメント【K】危険【Y】予知のことです。
危険予知訓練はKY訓練又はKYKとも呼ばれ、KY活動という言葉もあります。
具体的には、工事現場において作業に従事する作業者の事故や災害防止を目的とします。作業を開始する前に危険を予測してその対策を講じ、事故や災害を未然に防ぐために行なわれる一連の活動です。
職場での研修やミーティングによって危険性を共有し、予測できる災害の発生を未然に防止出来る可能性を高めます。また日々の終業時や作業時の指差呼称によって、危険性を再認識させ安全性を高める手法もあります。