【No.1~No.6】一般原論、電気・建築
6問中6問解答(必須)
【No.1】公共用水域の水質汚濁に係る環境基準において、「生活環境の保全に関する環境基準」に基準値が定められていないものはどれか。
- 塩化物イオン濃度
- 水素イオン濃度(pH)
- 生物化学的酸素要求量(BOD)
- 浮遊物質量(SS)
【No.2】空気環境に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 浮遊粉じん量は、室内空気の汚染度を示す指標の一つである。
- 二酸化炭素の濃度は、室内空気の汚染度を示す指標の一つである。
- 居室の必要換気量は、一般的に、一酸化炭素濃度の許容値に基づき算出する。
- ホルムアルデヒドの室内濃度が高くなると、眼や呼吸器系を刺激し、アレルギーを引き起こすおそれがある。
【No.3】流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 流体が直管路を満流で流れる場合、圧力損失の大きさは、平均流速と関係しない。
- ウォーターハンマーによる圧力波の伝わる速度は、管の内径や肉厚と関係している。
- 毛管現象は、液柱に作用する重力と表面張力の鉛直成分とのつり合いによるものである。
- ピトー管は、流速の測定に用いられる。
【No.4】熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 熱容量の大きい物質は、温まりにくく冷えにくい。
- 熱伝導とは、物質の内部において、温度の高い方から低い方に熱エネルギーが移動する現象をいう。
- 熱放射による熱エネルギーの移動には、熱エネルギーを伝達する媒体が必要である。
- 固体、液体及び気体のような状態を相といい、相が変化することを相変化という。
【No.5】電気設備における「保護装置等」と「主な目的」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 接地工事――――感電防止
配線用遮断器――短絡保護
漏電遮断器―――地絡保護
サーマルリレ――力率改善
【No.6】鉄筋コンクリート造の建築物の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 夏期の打込み後のコンクリートは、急激な乾燥を防ぐために散水による湿潤養生を行う。
- 型枠の存置期間は、セメントの種類や平均気温によって変わる。
- スランプ値が小さいほど、コンクリートの流動性が高くなる。
- 水セメント比が大きくなると、コンクリートの圧縮強度が小さくなる。
【No.24~No.28】機器材料、設計図書(工事中)
5問中5問解答(必須)
【No.24】飲料用給水タンクに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- FRP製パネルタンクには、FRPを表面材とし合成樹脂発泡体を心材としたサンドイッチ構造のものがある。
- ステンレス鋼鈑製パネルタンクは、タンク上部の気相部に塩素が滞留しやすいため耐食性に優れたステンレスを使用する。
- 鋼製タンク内面は、防食処理として一定の膜厚を形成したエポキシ樹脂等の樹脂系塗料を施す。
- 給水タンクのオーバーフロー管には、衛生上有害なものが入らないように、トラップを設ける。
【No.25】保温材に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- JIS規格では、ホルムアルデヒド放散量に応じた等級区分が示されている。
- グラスウール保温材は、ポリスチレンフォーム保温材に比べて、高温域で使用できる。
- ロックウール保温材は、耐火性に優れ、配管等の防火区画の貫通部等に使用される。
- ポリスチレンフォーム保温材は、人造鉱物繊維保温材である。
【No.26】配管材料及び配管附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- Y形ストレーナーは、円筒形のスクリーンを流路に対して45度傾けた構造で、横引きの配管では、上部にスクリーンを引き抜く。
- 銅管は、肉厚によりK、L及びMタイプに分類される。
- 弁を中間開度にして流量調整を行う場合には、玉形弁とバタフライ弁は適しているが、ボール弁と仕切弁は適していない。
- 水道用硬質ポリ塩化ビニル管の種類には、VPとHIVPがある。
【No.27】ダクトに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- エルボの内側半径は、円形ダクトではダクトの直径の1/2以上とする。
- ダクトの断面を拡大や縮小する場合、拡大角度及び縮小角度ともに45度以内とする。
- 案内羽根(ガイドベーン)は、直角エルボ等に設け、圧力損失を低減する。
- 共板フランジ用ガスケットは、弾力性のあるものを使用する。
【No.28】「設備機器」と「設計図書に記載する項目」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 全熱交換器―――――――全熱交換効率
- 揚水ポンプ―――――――呼び番号
- ユニット形空気調和機――有効加湿量
- 冷却塔―――――――――騒音値