現場監督者の人材派遣
建設業の仕事をしていると、元請け企業の監督が人材派遣経由ということが結構有ります。
- 監督A(20代):元請けの元請け(派遣)、業界未経験
- 監督B(20代):元請け(派遣)、業界未経験
プラント配管工事に限らず、スーパーゼネコン、ゼネコン、セミコンと会社の規模に関係無く派遣の現場監督は沢山います。現場監督の派遣はエンジニア派遣になるので、会社によりますが結構収入が高いです。そういう意味では未経験でも就ける高収入な職業として現場監督は稼げる職業です。しかしプラント業界は、未経験の監督者が通用するような業界ではありません。
プラント業界の現場監督になる為のキャリア設計は
- 配管
- 計装
- 土建
などの様々な業種別に、実際の施工を行っている会社で修行するのが「最強」です。
プラント配管なら配管専業の企業へ、計装なら、土建なら、それぞれ専業の企業で業務を学ぶと良いでしょう。特定の職種の監督を目指すなら、現場作業班の班長クラスになる事を基本的に目指しましょう。でもあくまでも「修行」ですので、必要な経験を積み
- 工事物量をみたら動員数や工程がイメージ出来る
- 現場を確認したら車両や資材置き場がイメージ出来る
こういった工事の筋書きや段取りがイメージ出来るようになったら、いよいよ監督になるのも良いでしょうね。
職人が使う道工具類、ユニックやラフタークレーン等の重機類、工事で使用する消耗品類の名前や機能を理解しているのは、基礎知識として非常に大切です。
監督の役割とは