古い原子力発電所の建屋は狭い
原発の配管工事をやっていて思うのですが、大飯、高浜とかもの1号・2号の若い番号の建屋は古く現場は結構狭いです。
プラント配管工事においては、配管の取付場所もさることながら配管資材の運搬経路は、工事計画を考えるうえで非常に重要です。
配管の取付場所が入りくんだ狭い通路の奥にある機器周辺の場合は、内作した配管1ピース配管最長2m以下で設計しないと

そもそも搬入出来ない
場合があります。
プラントの溶接配管は溶接点が増えるほど、比例してコストが上がります。
建設時は何もない状況での工事ですので、好き放題配管も引き回せるのですが原子炉の寿命を再延長したりする為の安全処置としての配管は計画自体が結構面倒なものなのです。
狭い場所での配管工事は

マジでシンドイのです。
合せて読みたい
-
原発|プラント配管工事①
原子力発電所は作業時間が短い 一般のプラント工事現場だと7時間~7時間30分が作業出来る時間ですよね ...
続きを見る