製鉄所は古い配管が多い!
製鉄所に有る配管はとても古い配管が結構あります。
お客さんから

この配管のラインのルート変更を行いたいんだけど、、、、
みたいな引き合いが有ったら
製鉄所には必ず有る?であろう、製鉄所構内の設備の設計図を全て保管している「書庫」に出向きます。
そしてその書庫で、当該ラインの図面を探し出すワケなのですが、古い図面なら昭和40年代(1960年代)の図面が出てきたりするわけなのですよ。
そしてSS41→SS400やSTPG38→STPG370等の読み替えを行って、配管仕様を調べ出します。
でもって現場確認を行うと、工事記録がしっかり残っていない改造や補修が多く元の図面とは全く違った配管だったりします。
書庫から引っ張り出した元図は材質等の確認にしか使えないという、悲しい状況に陥る事が結構フツーにあります。
つまり製鉄所で配管の改造や補修を行う場合は、現場確認や測定を行った「スケッチ図面」が最も大事な資料となります。
製鉄所のように設備の古いサイトでは

現場現物確認が命なのです!