製紙工場のプラント配管って?
製紙工場の配管工事を施工して思うコトは、製紙工場機器設備のユーティリティ系統配管は特に

何このテキトーな配管(笑)
って配管がかなり多いです。
たぶん製紙工場の企業文化として、動力系の部署は予算が潤沢、設備系の部署は予算が貧弱なのでしょうね。コレは特定の製紙工場を貶しているワケではありません。全く見たまんまの事実を述べています。
凄く多い特徴として
- 配管仕様が不明確
- 配管サポートの強度的裏付け無し
- 配管から配管を固定(抱きバンド)が多数
- 管と継手のルート間隔ゼロ
- 錆びたバルブを再利用
配管仕様が不明確って結構困るのですよ。
その場その時の担当者の解釈で、配管工事を発注しているため

何故ココにコレが?
という継手も珍しくありません。
製油所や化学プラントのように、配管仕様を厳しく守っている工場に慣れてる人からしたら

嘘でしょ?
と言いたくなる配管が結構あります。
製油所の配管の経験が豊富な人は特にビックリすると思います。
製紙工場の配管工事でキャリアアップは難しい
正直なところ、製紙工場のユーティリティ配管等を主に施工していると、技量、品質、工程管理等の力量を身につけるのは中々難しいでしょう。製紙工場以外の工事にもチャレンジしてキャリアアップを目指しましょう。