配管見積もり・積算

配管工事の歩掛け(その2)

配管工事の歩掛け

前回の記事にて溶接工の工数の算出方法が理解出来たかと、思います。では実際の動員数算出の為には次の要素を理解する必要があります。

【配管の工場製作】
溶接工1人に対して配管工2人が必要
溶接工:配管工=1:2

【配管の現場取付け】
溶接工1人に対して配管工3人が必要
溶接工:配管工=1:3

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以前の記事と内容がカブりますが、配管は工場製作と現場取付けでは1チームの構成が変わります。配管の現場取付けの方が、人手が多く掛かるのです。

この内容を踏まえると、実際の積算は以下のようになります。

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工程(日程)は溶接工の工数で決定!

ここからは例題だよ!

 

①配管工場製作:溶接工 動員 3工数
②配管現場取付:溶接工 動員 6工数
このような場合は
①溶接工 3工数 + 配管工 6工数 = 9工数
②溶接工 6工数 + 配管工 18工数 =24工数
ここで①と②を足すと、33工数となります。

 

さてさて動員数がわかると、工程が確定します。

この場合、溶接工を1名動員すると①の工場作業で3日間、②の現場作業で6日間となります。
つまり配管製作、現場取付けを合わせると9日間の工程となります。但し、工場から現場への運搬等は除外した日数です。

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