相手先企業はどんな会社
初めてお付き合いする一見(いちげん)の会社って、正体不明で怖いですよね?怖くないです?

取引の無いプラント配管の中堅ゼネコンさんから「配管工事手伝って!」と頼まれたらどうします?
- 今まで一度も取引無いし、、、
- 遠くに有る会社だし、、、
- 何をメインにしている会社?

って思いますよ。
商工リサーチは便利です
そんな時はまず相手の会社さんのホームページを見てみましょう。でも、その会社さんの謳い文句は、どうでも良いです。何故って?そりゃ格好良いことしか書いてないし。
大事なのは工事種別の売り上げ比率です。
年間の売り上げに対して機械器具設置部門が90%、管工事が10%、って書いてあったらプラント配管はオマケっぽいので、配管工事には詳しくないんじゃね?とか思うのです。
逆に管工事が90%とか書いてあったら、配管ガチ勢のゼネコンだな、とか。プラント配管工事における工数の歩掛表とか普通に持ってそうだよね、とかね。
配管工事が専業の会社さんは、工事の一通りの流れや工事の急所も経験上よく知ってるワケです。
ということで配管工事を受注する側としては、配管が専業のゼネコンさんの方が、話も通じやすいので付き合いやすいですよ。
がしかし、オマケでプラント配管工事を受注してそうなゼネコンさんは

って事がけっこう有ります、ガチで、、、
相手のゼネコンさんの経営状況が「健全か?」というのも大事です。
でもネット上には、その会社が健全かどうか?という情報は載っていないです。
そんな時は「信用調査会社(商工リサーチ)」を利用すると良いです。
信用調査会社は毎年いろんな会社さんの売り上げの推移、財務状況を基にした評価点数を公開しています。
調べたい会社がTSR(東京商工リサーチ)さんで52点の評価だとします。それって良いの?悪いの?って思いますよね。
そこは既に付き合いのあるゼネコンさんの評価点も一緒に調べると良いですよ。そうすればザックリ判断の目安にはなります。
でも信用調査を行う本当の理由は

という事です。
工事の完了っていうのは、お金を回収した時点が完了です。
そんなこんなで、相手の会社さんの事はキチンと調べてからGOかSTOPか判断しましょう。
まぁお互い様なんですけどね。
あっ!そうそう、信用調査は有料です。